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石油ふろがまの安全な使い方
石油ふろがま、正しくお使い頂けていますか?
石油ふろがま本体以外にも、油タンクの送油管の交換目安など注意点があります。
長期間使用した製品は事故発生のおそれあり!点検が義務づけられていることご存知でしたか?
正しくお使いいただけているか、今一度使い方を見直してみませんか?
上図では誤った使い方、いくつか見えますが、その他にも注意事項はあります。正しく使わなければまさかの火災やケガ、事故につながる恐れがあります。
目次
火災のおそれ
注意事項
長期使用した機器※は点検を依頼する。(この機器は、長期使用製品安全点検制度の対象機器です。)
※めやすとして8~10年(詳しくは取扱説明書を確認してください。)
長期間使用すると、機器の劣化や摩耗により、火災やけがの原因になることがあります。必ず点検を受けましょう。(点検は有料です)
詳しくはメーカーにお問い合わせください。
石油ふろがまは「消費生活用製品安全法」により、点検が義務づけられた「長期使用製品安全点検制度」の対象機器(特定保守製品)です。
「ガス機器・石油機器の長期使用による経年劣化」の詳しい説明はこちら
長期間使用した機器は買い換えをお勧めします。
機器の異常や故障と思われるときは使用を中止する
以下の事例のように機器の異常や故障と思われるときにはただちに使用を中止し,販売店など(販売店または据付業者)に連絡し点検・修理を依頼してください。
異常や故障のまま使い続けると火災など思わぬ事故の原因となります。
- ・煙やすすが発生している
- ・腐食が進行している
- ・油漏れやにおいがある
- ・大きな音がする
- ・点火しにくい
- ・エラー繰り返す
- ・安全装置が作動しない
など
設置や移設は販売店や設置業者に依頼し、自分で設置しない。
設置や移設は販売店や設置業者に依頼し、自分で設置しないでください。
ご自分で設置され不備があると火災などの原因になります。
送油管に関する注意
油タンク・ゴム製送油管・接合部・給油コックおよび機器などからの灯油漏れがないことを確認の上ご使用ください。
灯油が漏れていると火災のおそれがあります。
ゴム製送油管を少し曲げてひび割れや亀裂があった場合は交換してください。(ゴム製送油管は2~3年を目安に交換してください。)
ゴム製送油管は屋外での使用は禁止されています。屋外の配管部分は、金属製送油管を使用してください。
油タンク内の水・ゴミを時々抜く
油タンク内の水、ゴミを時々抜いてください。
燃焼不良や油漏れの原因になります。
空焚き(空の浴そう)に注意
お風呂を沸かすときは、浴槽の水量を確かめてから点火してください。
また、追い炊きの際にも十分注意してください。
空だきすると火災になるおそれがあります。
空焚き防止装置の付いていない古いタイプのふろがまで空焚き火災が起きています。
これらの機器はより安全な新しい機器への取替をおすすめします。
煙突のはずれ、つまりに注意
煙突が外れていたり、トップの周りがゴミや雪でふさがれたまま使用しないでください。
外れていたり閉そくしていると運転中に排気ガスが室内に漏れて危険です。
機器(煙突)の周囲や上に洗濯物などをかけない
機器(煙突)の周囲や上に、洗濯物などの燃えやすいもの掛けて乾燥しないでください。
機器(煙突)の上に落ちて火災になるおそれがあります。
機器(煙突)の周囲の可燃物は充分離す
家具やカーテン、古新聞紙やゴミなどの可燃物は機器(煙突)から十分離してください。
火災になるおそれがあります。
高温のお湯によるやけどを防ぐため、手で湯温を確認する
おふろに入る時は、よくかきまぜて湯温を手で確認してから入浴してください。
体にかける前には必ず手で湯温を確認してください。
循環口にはさわらない
お風呂をわかしているときは循環口から熱いお湯が出るので、さわらないでください。
囲い禁止
屋外設置機器を、機器設置後に波板や壁で囲わないでください。
不完全燃焼や火災のおそれがあります。
電源コードや電源プラグに無理な力を加えたり、物をのせたりしない
電源コードに無理な力を加えたり、物をのせたりしないでください。
また、電源プラグを抜くときは、コードを持って引き抜かないでください。
火災や感電の原因になります。
塗装用の養生シート(ビニールシート)で囲われている時は使用禁止
外壁などを塗装する際に機器本体や排気口が養生シート(ビニールシート)などで囲われている時は、機器を使用しないでください。
不完全燃焼を起こし、一酸化炭素(CO)中毒や火災の原因になります。
動画や冊子のご紹介
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長くお使いの場合は安全点検を
長期間使用された機器は、安全にご利用頂くためにも、「法定点検」や、メーカーがおすすめする「あんしん点検」をぜひ受けましょう。