薪焚き兼用ふろがまの安全な使い方

薪焚き兼用ふろがまの安全な使い方

薪焚き兼用ふろがま、正しくお使いいただけていますか?
長期間使用した製品は事故発生のおそれあり!
間違った使い方をすると火のついた薪などがこぼれるなどの危険もあります。
正しくお使いいただけているか、今一度使い方を見直してみませんか?

上図では誤った使い方、いくつか見えますが、その他にも注意事項はあります。正しく使わなければまさかの火災やケガ、事故につながる恐れがあります。

目次

注意事項

長期使用した機器は点検を依頼する

長期使用した機器は点検を依頼する

長期間使用すると、機器の劣化や摩耗により、火災やけがの原因になることがあります。必ず点検を受けましょう(点検は有料です)。
詳しくはメーカーにお問い合わせください。長期間使用した機器は買い替えをお勧めします。

機器の異常や故障と思われるときは使用を中止する

機器の異常や故障と思われるときは使用を中止する

以下の事例のように機器の異常や故障と思われるときにはただちに使用を中止し,販売店など(販売店または据付業者)に連絡し点検・修理を依頼してください。
異常や故障のまま使い続けると火災など思わぬ事故の原因となります。

  • ・煙やすすが発生している
  • ・腐食が進行している
  • ・油漏れやにおいがある
  • ・大きな音がする
  • ・点火しにくい
  • ・エラー繰り返す
  • ・安全装置が作動しない

など

ふたが閉まらないような長い薪や木材を燃やさない

ふたが閉まらないような長い薪や木材を燃やさない

ふたが閉まらないような長い薪や木材は燃やさないでください。
長い薪や木材などふたからはみだすものは、火がついたままこぼれることがあり大変危険です。

燃焼室内に薪やゴミを入れすぎない

燃焼室内に薪やゴミを入れすぎない

燃焼室内に薪やゴミを入れすぎないでください。
薪やゴミを入れすぎると炎があふれたり、煙突が過熱して火災になることがあり危険です。

空焚き(空の浴そう)に注意

空焚き(空の浴そう)に注意

お風呂を沸かすときは、浴槽の水量を確かめてから点火してください。また、追い焚きの際にも十分注意してください。
空焚きすると火災になるおそれがあります。
空焚き防止装置の付いていない古いタイプのふろがまで空焚き火災が起きています
これらの機器はより安全な新しい機器への取替をおすすめします。

ゴミなど燃えやすいものを機器(煙突)の周囲に置かない

ゴミなど燃えやすいものを機器(煙突)の周囲に置かない

洗濯物、新聞、雑誌、ゴミなど燃えやすいものを機器(煙突)の近くや上には絶対に置かないでください。
引火するおそれがあります。

送油管に関する注意

送油管に関する注意

送油管や送油管接続部から油漏れがないか確認してください。薪焚き兼用ふろがまには金属製送油管を使用してください。

薪やゴミを燃やすときは機器から離れない

薪やゴミを燃やすときは機器から離れない

薪やゴミなどを燃やすときは機器から離れないでください。風などでゴミなどが飛んできて引火すると危険です。

かまとバーナーは正しく組み合わせる

かまとバーナーは正しく組み合わせる

バーナーを外して違うメーカーのかまにセットして使用しないでください。
炎があふれるなどして火災や事故の原因になります。
設置や交換・修理は必ず販売店や設置業者に依頼してください。

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長くお使いの場合は安全点検を

長期間使用された機器は、安全にご利用頂くためにも、「法定点検」や、メーカーがおすすめする「あんしん点検」をぜひ受けましょう。